【DeFi入門】PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴と注意点を解説
こんな悩みを解決できる記事を用意しました!
実際に僕はPancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用してCAKEを焼いています♪
この記事を読めば、ビットコインを持っていない仮想通貨初心者でもPancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴がわかります!
記事前半では、PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは何か、後半ではPancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する上で気をつけることを解説するので、ぜひ参考にしてください!
この記事の内容を理解してあなたもCAKEを焼いてみましょう!
すぐにPancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する上で気をつけることについて知りたい方は、こちらへどうぞ!
もくじ
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは
PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは、2020年9月にローンチされたDEX(分散型取引所)の一つです。CoincheckやbitFlyerなどのCEX(中央集権型取引所)と異なり管理者がおらず、全てプログラムによって自動で取引する事(スマートコントラクト)ができます。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は24時間で約570億円分もの取引があるとても流動性が高い取引所なので、ユーザーにとっては取引しやすいというメリットがあります。
PancakeSwap(パンケーキスワップ)の特徴
PancakeSwap(パンケーキスワップ)には以下の特徴があります。
- ハッキングのリスクが低い
- 本人確認などの手続きが不要
- 仮想通貨を預けるだけでCakeトークンを稼ぐことができる
- 手数料が安い
- 日本語対応している
- 初心者にオススメ
詳しく解説します。
ハッキングのリスクが低い
2018年1月に起きたCoincheck社のハッキング事件を覚えている方も多いと思います。あれはCoincheck社がハッキングされ、ユーザーの秘密鍵を抜き取られてユーザーのウォレットの仮想通貨を抜き取られるという事件でした。
CEX(中央集権型取引所)のように秘密鍵を取引所で管理すると、ハッキングされた場合ユーザーの秘密鍵も一緒に抜き取られる可能性がありますが、DEX(分散型取引所)ではそもそも秘密鍵を取引所に預けず自分で管理するのでハッキングリスクは低くなります。
しかしハッキングのリスクが0というわけではないのでご注意ください。
本人確認などの手続きが不要
PancakeSwap(パンケーキスワップ)のようなDEXでは本人確認不要です。
なのでMetamaskのような仮想通貨ウォレットさえ接続すれば誰でもすぐに利用できます。
仮想通貨を預けるだけでCakeトークンを稼ぐことができる
PancakeSwap(パンケーキスワップ)では流動性トークンとして仮想通貨を預けることで、利息としてCakeトークンがもらえます。
このCakeトークンは仮想通貨取引所できるので、BTCなど他の仮想通貨同様Cakeを売却することで利益を得ることができます。
手数料が安い
PancakeSwap(パンケーキスワップ)はBSC(Binance Smart Chain)という手数料の安いブロックチェーンを使っていることと、DEX(分散型取引所)なので人件費がかからないことから、他の仮想通貨取引所よりも手数料が安く設定されています。
日本語対応している
海外の仮想通貨取引所は日本語対応していないものも多いですが、PancakeSwap(パンケーキスワップ)は日本語対応しているので、英語に不安のある方も安心して利用することができます。
初心者にオススメ
上でも説明してますが、取引手数料が安く、日本語に対応しているので初心者が試しに始めてみるのにピッタリです。
まずはPancakeSwap(パンケーキスワップ)で取引を行い、DeFiに慣れてから他の取引所を利用することをオススメします。
運用実績
利率は通貨ペアによって異なることと、常に変動しているので具体的にいくら稼げるというのは難しいですが、僕が運用しているBNB-BUSDのペアであれば、ファーミングで年利12.03%、更にファーミングすることでCAKEが獲得できるので、獲得したCAKEをステーキングして年利4.05%稼げています。
変動が大きい仮想通貨ペアを選べばもっと高い年利を得ることもできますが、そもそも仮想通貨の価値がなくなったり、インパーマネントロスで損したりする可能性も高くなるのでペア選びは慎重に行ってください。
個人的には安定してそこそこのリターンが得られるBNB-BUSDのペアから始めて、慣れてから他のペアでも運用してみることをオススメします!
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する際の注意点
PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する際は、6点ほど注意点があります。
- 金融庁に認可されていない
- 操作ミスによる仮想通貨消失
- ハッキング、システムバグ
- CAKEの暴落
- 運営の資産持ち逃げ
- インパーマネントロス
損をする可能性があるのでしっかり理解しておきましょう。
金融庁に認可されていない
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は金融庁に認可されたサービスではありません。というより管理者がいないので、認可を受けることができません。なのでサービスの不具合等が発生すると損失を出す可能性があることを認識して、自己責任で利用する必要があります。
操作ミスによる仮想通貨消失
上でも説明しましたが、DEXは管理者がいないため操作ミスにより仮想通貨が消失してしまった場合、問い合わせるところがありません。
操作ミス=損失に繋がるので、操作するときは確認しながら確実に行いましょう。
ハッキング、システムバグ
PancakeSwap(パンケーキスワップ)は過去にハッキングによる被害はありませんが、今後も絶対にないとは限りません。比較的安全なサービスではあるものの、余剰資金で運用する、資金を分散させることを意識して運用することをお勧めします。
ハッキング同様システムバグの可能性もゼロではありません。システムバグが起こっても大丈夫なように配慮して運用しましょう。
CAKEの暴落
CAKEも仮想通貨なので価格は大きく変動します。
暴落してしまった場合は思ったより全然稼げなかったということもあるかもしれませんが、逆にCAKEの価格が暴騰した場合、思ってたより多く稼げることあります。
運営の資金持ち逃げ
ユーザー側ではどうしようもないですが、運営が資金を持ち逃げすることもあります。PancakeSwap(パンケーキスワップ)は大御所なので運営が持ち逃げする可能性はかなり低いですが、小さい規模のDeFiプロジェクトだと実際に運営が持ち逃げしてるプロジェクトもあるので注意しましょう。
インパーマネントロス
インパーマネントロスとは簡単にいうと、イールドファーミングで利息をもらうよりそのまま保有していた方が儲かる可能性があるということです。
預けているコインのペアに価格差が生じた時に発生します。
【インパーマネントロスの損失早見表】 | |
価格変動 | 損失 |
1.25倍 | 0.6% |
1.5倍 | 2.0% |
1.75倍 | 3.8% |
2.00倍 | 5.7% |
3.00倍 | 13.4% |
4.00倍 | 20.0% |
5.00倍 | 25.5% |
預けた仮想通貨が大きく変動した場合、イールドファーミングしない方が儲かる可能性があると理解しておけばOKです。
よくある質問
◯ログアウトした状態でもファーミングできるのか
→僕も現在PancakeSwapで運用中だが、シャットダウンしても問題なくファーミングできています。
◯インパーマネントロスをもう少し詳しく教えて欲しい
→インパーマネントロスとは任意のペアをイールドファーミングした時と、そのまま保有していた時を比較した損失のことです。
例を挙げて考えてみましょう。
あなたは10BNBと3,200BUSDをイールドファーミングしたとします。この時1BNB = 320BUSDと仮定します。(途中の計算式は分かりやすさを重視するために細かい部分を調整しております。正確性には欠けるのでご注意ください)
あなたの資産 = 10BNB + 3,200BUSD = 6,400BUSD
1ヶ月後にBNBの価格が25%上昇し、1BNB = 400BUSDに上昇しました。するとイールドファーミングしたプールはBNB:BUSDの比率を50:50になるように自動調整するので、以下のような資産になりました。
あなたの資産 = 8.94BNB + 3,576BUSD = 7,152BUSD
一見あなたの資産は6,400BUSD→7,152BUSDに増えているように見えます。
ではイールドファーミングしなかった場合を見てみましょう。
あなたの資産 = 10BNB + 3,200BUSD = 7,200BUSD
この7,200BUSD – 7,152BUSD = 48BUSDがインパーマネントロスです。
◯取引ができなくなる可能性は?
→PancakeSwapはDEXなので管理者はいません。よって法規制等による取引停止はあり得ません。しかしハッキングやシステムのバグ等により流動性プールが空になるとスワップ(交換)は行えなくなります。
まとめ
本記事では「PancakeSwap(パンケーキスワップ)とは何か」、「PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する際の注意点」について解説させていただきました。
最後にもう一度内容を確認しましょう。
◯PancakeSwap(パンケーキスワップ)とはDEX(分散型取引所)の一つで以下の特徴がある
- ハッキングのリスクが低い
- 手数料が安い
- 日本語対応している
- 初心者にオススメ
◯PancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用する際には以下の点に注意すること
- 金融庁に認可されていない
- 操作ミスによる仮想通貨消失
- ハッキング、システムバグ
- CAKEの暴落
- 運営の資産持ち逃げ
- インパーマネントロス
上記に注意しながらどんどんCAKEを焼いて、資産を増やしていきましょう!
まだ仮想通貨を持っていない方は、以下の記事で仮想通貨の購入方法を詳しく解説しているので参考にしてください!
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