DeFiとは?初心者にもわかりやすく簡単に解説します!

DeFi

  • DeFiって最近よく聞くけど何なの?
  • メリットとデメリットは?
  • 実際にどんなサービスがあるの?

こんな悩みを解決できる記事を用意しました!

実際に僕はDeFiの中の一つPancakeSwap(パンケーキスワップ)を利用しており、年利12%で運用しています♪
この記事を読めば、仮想通貨初心者でもDeFiの特徴がわかります!

記事前半では、DeFiとは何か、DeFiのメリット・デメリット、後半ではDeFiの活用例、DeFiを始める際の注意点について解説するので、ぜひ参考にしてください!
この記事の内容を理解してあなたもDeFiを利用してみましょう!

すぐにDeFiの活用例について知りたい方は、こちらへどうぞ!

DeFiとは

DeFiとは、Decentralized Financeの略で分散型金融のことです。

私たちが普段クレジットカードで買い物する時は、中央(クレジットカード会社)が私たちとお店の間に入り、取引情報を管理してスムーズに買い物が出来るようにしてくれています。
このようなサービスを提供する人と使う人の間に、取引情報を管理する組織が存在する金融システムをCeFi(中央集権型金融)といいます。

一方、DeFi(分散型金融)はブロックチェーン技術を使ってデータを管理しているため、管理している組織(中央)が存在しません。
代表例としてはPancakeSwapやCompoundが挙げられます。

以下にPancakeSwapについて詳しくまとめた記事があるので、興味がある方はどうぞ。

DeFiのメリット・デメリット

当然ながらDeFiにはメリット、デメリット両方あるので、特徴を理解した上で利用しましょう。

メリット

DeFiのメリットは以下の4つです。

  • 24時間365日取引可能
  • 手数料が安い
  • 誰でも利用可能
  • 透明性が高い

詳しく解説します。

24時間365日取引可能

従来の銀行では営業時間しか、お金の入出金や送金はできませんが、DeFiはブロックチェーン技術を使って自動で取引できるため、24時間365日取引可能です。

時間や曜日を気にせずいつでも取引できるのはDeFiの大きなメリットですね。

手数料が安い

銀行やクレジットカード会社は取引を管理するためにたくさんの人間が関わっているので、その分人件費等の費用がかかっており、その費用は手数料として徴収されています。

しかしDeFiは仲介業者を通さずにブロックチェーン技術を使って当事者同士(P2P)で直接取引できるため、仲介業者に手数料を払う必要がなく、システムの維持管理費(ガス代)だけなので手数料が安くなります。

誰でも利用可能

クレジットカードや銀行等は銀行口座を開設出来る人しか利用出来ません。当たり前の話だと思うかもしれませんが、世界の38%の人々は銀行口座を持てない状況にあります。

今まではクレジットカードや銀行口座を持っていない人とオンライン取引することは出来ませんでしたが、DeFiでは銀行口座を持っていない人とでもオンライン取引が出来るようになります。

引用:世界の金融事情を知ろう!

透明性が高い

DeFiは全てプログラムで管理されており、そのプログラムも全て公開されています。どの口座からどの口座に、いくらのお金が送金されたか誰でも見れるので不正が難しいといった特徴があります。

デメリット

続いてデメリットは以下の3つです。

  • 資産を失う可能性がある
  • 規制される可能性がある
  • 不安定である

詳しく解説します。

資産を失う可能性がある

銀行やクレジットカードであれば、ドラブルが発生した時は銀行やクレジットカード会社等の管理者が保証してくれます。

しかしDeFiは管理者がいないため、問い合わせるところがありません。なので操作ミスにより仮想通貨が消失してしまったり、ハッキング等でお金を盗まれたりした場合、全て自己責任となり資産を失う可能性があります。

規制される可能性がある

現時点では法整備が追いついていないため規制されていませんが、今後は使用しているDeFiのサービスが金融庁に規制される可能性があります。

DeFiを利用するときは、金融庁の動き等も注意するようにしましょう。

不安定である

DeFiは取引量に応じてガス代や利率が変化します。なので取引量が大きく変化すると、予想以上にガス代が高くなったり、利率が下がったりしてしまいます。

DeFiを利用するときは、多少の変化はあるものだと理解して利用するようにしましょう。

DeFiの活用例

既にリリースされているDeFiの活用例を4つ紹介します。言葉で聞いても理解が難しいと思うので、こんなものもあるのか程度に理解しておけばOKです。

  • DEX
  • イールドファーミング
  • ステーキング
  • レンディング

詳しく解説します。

DEX

DEXとはDecentralized Exchangeの略で、分散型取引所のことです。反対に銀行や証券会社などの中央集権型取引所はCEX(Centralized Exchange)と言います。DeFiでの解説同様、DEXも仲介業者を通さずにブロックチェーン技術を使って当事者同士(P2P)で直接取引を行う取引所のことです。

仮想通貨を購入するするときは、仮想通貨取引所(コインチェック等)に預けている円や仮想通貨で購入するのが一般的ですが、DEXとウォレット(メタマスク等)を接続すると、仮想通貨取引所を介さずに仮想通貨を購入することができます。

上でも解説しましたが、人件費等がかからない分DEXの方がCEXより手数料が安い傾向にあります。

イールドファーミング

イールドファーミングとは任意の通貨ペアを流動性として貸し出すことで、利息をガバナンストークンで得ることができるサービスです。獲得したガバナンストークンをステーキングすることで、さらに高い利益を得ることができます。

ステーキング

ステーキングとはガバナンストークンをネットワークの流動性として預けることで、利息を得ることができるサービスです。
一定期間引き出さない条件を設定すると利率が上がる場合があります。

レンディング

レンディングとは仮想通貨を貸し出すことで利息を得ることができるサービスです。
お金を預けることで利息をもらうという点ではステーキングと同じですが、ステーキングはネットワークに、レンディングは借りるユーザーにと預ける相手が異なります。

企業にお金を貸し出すソーシャルレンディングサービスの仮想通貨版で、ソーシャルレンディングサービスよりも高い利率を期待できることが特徴です。

DeFiを始める際の注意点

DeFiを始める際の注意点は大きく以下の3つです。

  • ハッキングされる可能性がある
  • 運営に持ち逃げされる可能性がある
  • 操作ミスにより資産を失う可能性がある

詳しく解説します。

ハッキングされる可能性がある

どのプロジェクトもハッキング対策には力を入れていますが、ハッキングされる可能性は0ではありません。
実際にハッキングされて多額の仮想通貨が盗まれたケースもあります。

DeFiを利用するときはハッキングのリスクを理解し、必要以上に大きな金額を必要以上に長い期間DeFiプロジェクトに預けないよう注意しましょう。

運営に持ち逃げされる可能性がある

有名どころのプロジェクトでは持ち逃げされる可能性は低いですが、新しいプロジェクトを利用するときは注意が必要です。
実際に資金が集まったタイミングで運営による持ち逃げも過去にあります。

上でも書きましたが、必要以上に大きな金額を必要以上に長い期間DeFiプロジェクトに預けないようにしましょう。

操作ミスにより資産を失う可能性がある

一番注意しなければならないのは操作ミスです。ちょっとしたミスでも自分の資産を全て失ってしまうかもしれません。

特に大きな額を取り扱うときは、事前に少額で取引して確認するなど細心の注意を払うようにしましょう。

まとめ

本記事ではDeFiとは何か、DeFiのメリット・デメリット、DeFiの活用例、DeFiを始める際の注意点について解説させていただきました。
聞き慣れない言葉が多く理解が難しかったと思うので、最後に内容をもう一度確認しましょう。

◯DeFiとは

  • ブロックチェーン技術を使った、管理している組織がいない分散型の金融システム

◯メリット

  • 24時間365日取引可能
  • 手数料が安い
  • 誰でも利用可能
  • 透明性が高い

◯デメリット

  • 資産を失う可能性がある
  • 規制される可能性がある
  • 不安定である

◯活用例

  • DEX
  • イールドファーミング
  • ステーキング
  • レンディング

◯注意点

  • ハッキングされる可能性がある
  • 運営に持ち逃げされる可能性がある
  • 操作ミスにより資産を失う可能性がある

DeFiは未来を感じるとてもすごい技術なので、皆さんも是非DeFiを活用したサービスを利用してみてください!

もしDeFiのサービスを利用したいと思った方は、下の記事でPancakeSwap(パンケーキスワップ)というDeFiサービスの始め方を詳しく解説しているので参考にどうぞ。