2022/08/10 (更新日: 2022/10/21)

【DeFi入門】PancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方を解説

こんな悩みを解決できる記事を用意しました！

実際に僕はPancakeSwap（パンケーキスワップ）を利用してCAKEを焼いています♪
この記事を読めば、ビットコインを持っていない仮想通貨初心者でもPancakeSwap（パンケーキスワップ）の使い方がわかります！

記事前半では、PancakeSwap（パンケーキスワップ）とは何か、後半ではPancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方、PancakeSwap（パンケーキスワップ）の税金計算について解説するので、ぜひ参考にしてください！
この記事の内容を理解してあなたもCAKEを焼いてみましょう！

すぐにPancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方について知りたい方は、こちらへどうぞ！

1 PancakeSwap（パンケーキスワップ）とは
2 運用実績
3 PancakeSwap（パンケーキスワップ）の提供サービス
4 PancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方
5 PancakeSwap（パンケーキスワップ）の使い方
6 便利ツール
7 PancakeSwap（パンケーキスワップ）の税金計算
8 まとめ

PancakeSwap（パンケーキスワップ）とは

PancakeSwap（パンケーキスワップ）とは、2020年9月にローンチされたDEX（分散型取引所）の一つです。CoincheckやbitFlyerなどのCEX（中央集権型取引所）と異なり管理者がおらず、全てプログラムによって自動で取引する事（スマートコントラクト）ができます。

PancakeSwap（パンケーキスワップ）は24時間で約570億円分もの取引があるとても流動性が高い取引所なので、ユーザーにとっては取引しやすいというメリットがあります。

運用実績

利率は通貨ペアによって異なることと、常に変動しているので具体的にいくら稼げるというのは難しいですが、僕が運用しているBNB-BUSDのペアであれば、ファーミングで年利12.03%、更にファーミングすることでCAKEが獲得できるので、獲得したCAKEをステーキングして年利86.78％稼げています。

変動が大きい仮想通貨ペアを選べばもっと高い年利を得ることもできますが、そもそも仮想通貨の価値がなくなったり、インパーマネントロスで損したりする可能性も高くなるのでペア選びは慎重に行ってください。

インパーマネントロスとは、イールドファーミングで利息をもらうよりそのまま保有していた方が儲かった場合の損失です。
預けているコインのペアに価格差が生じた時に発生します。

個人的には安定してそこそこのリターンが得られるBNB-BUSDのペアから始めて、慣れてから他のペアでも運用してみることをオススメします！

PancakeSwap（パンケーキスワップ）の提供サービス

PancakeSwap（パンケーキスワップ）には代表的なサービスが3つあります。

スワップ（交換）
イールドファーミング（預ける）
シロッププール（ステーキング）

詳しく解説します。

スワップ（交換）

スワップは交換という意味で、自分が持っている仮想通貨を他の仮想通貨に交換することができます。
例：自分が持っているBTCをETHにスワップ（交換）する

イールドファーミング（預ける）

イールドファーミングとは自分が持っている２種類の仮想通貨ペアを同じ額ずつ流動性トークンとして預けることで、利子（Cake）をもらうというサービスです。
仮想通貨のペアによって利率は異なり、価格が不安定な仮想通貨ほど利率が高い傾向にあります。

利率は変動するため、預けた時と異なる場合もあるので注意しましょう。

シロッププール（ステーキング）

ステーキングは自分の仮想通貨を預けることで、利子（Cake）をもらうというサービスです。

多くのPancakeSwapユーザーはイールドファーミングで得たCakeをステーキングすることで、更に多くのCakeを手に入れています。

PancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方

PancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方は以下の流れで進めていきます。

国内仮想通貨取引所の口座開設
仮想通貨を購入
Metamaskをインストール、設定
Binance口座開設
Binanceに送金
BinanceでBNBを購入
Binance→MetamaskにBNBを送金
MetamaskとPancakeSwapを接続

詳しく解説します。

1.国内仮想通貨取引所の口座開設

まだ国内仮想通貨取引所の口座を持っていない方は、国内仮想通貨取引所の口座開設から行ってください。

以下の記事は国内仮想通貨取引所のCoincheckの口座開設方法を詳しく解説したので参考にどうぞ。

▶︎【無料】初心者でも10分で出来る！コインチェックの口座開設方法

2.仮想通貨を購入

国内仮想通貨取引所で仮想通貨BTCを購入します。

初めての方は最初に全資産を使うのではなく、試しに1万円ぐらいから始めてみてください。問題なく運用できることを確認してから、残りの資金を使うようにしましょう。

以下の記事はBTCの購入方法を詳しく解説したので参考にどうぞ。
▶︎CoincheckでBTCを購入する方法！初心者向けに画像で解説します！

3.スマホでMetamaskをインストール、設定

仮想通貨のお財布（ウォレット）をスマホでインストールします。

スマホでのMetamaskのインストール方法については以下の記事にわかりやすくまとめているので、まだMetamaskをインストールしていない方は以下の記事のインストール方法（アプリ）を参考にしてください。

▶︎MetaMask（メタマスク）とは？インストール方法を画像で解説します！

インストールが終わったら、Metamaskの設定も行います。以下の記事を参考にしてMetamaskにBSC（バイナンススマートチェーン）を追加しましょう！

BSC（バイナンススマートチェーン）とは、海外仮想通貨取引所のBinance（バイナンス）が提供している独自チェーンです。

▶︎【初心者向け】MetaMaskの使い方とBSCの追加方法を分かりやすく解説

4.Binance口座開設

Binance（バイナンス）の口座開設を行います。

Binance（バイナンス）とは、世界で最も利用されている海外仮想通貨取引所です。

Binanceの口座開設方法については以下の記事にわかりやすくまとめているので、まだBinanceの口座を持っていない方は参考にしてください。

▶︎Binance(バイナンス)の特徴は？口座開設方法を画像付きで解説！

5.Binanceに送金

CoincheckからBinanceにBTCを送金します。

Binanceの使い方については以下の記事にわかりやすくまとめているので、自信のない方は参考にしてください。

▶︎Binance（バイナンス）でのトレード、入金方法等をわかりやすく解説！

6.BinanceでBNBを購入

BinanceでBNBを購入します。先ほどCoincheck（コインチェック）から送金したBTCで買えるだけ買ってOKです。

7.Binance→MetamaskにBNBを送金

購入したBNBをBinanceからMetamaskに送金します。

8.MetamaskとPancakeSwapを接続

MetamaskとPancakeSwapを接続します。

・PancakeSwapトップページの右上にある「ウォレット接続」をクリック

・「Metamask」をクリック

Metamaskから接続しても問題ないか確認されるので、承認すると右上に自分のウォレットアドレスが表示されます。

PancakeSwap（パンケーキスワップ）の使い方

Metamaskとの接続が終わったので、ここからはPancakeSwapの使い方を説明していきます。

流れは以下のとおりです。

BNBをBUSDにスワップ
BNBとBUSDをファーミング
ファーミングで得たCAKEをステーキング

詳しく解説します。

1.BNBをBUSDにスワップ

保有しているBNBの半分（手数料が少しかかるので半分–0.01BNB程度が妥当）をBUSDにスワップ（交換）します。ファーミングは預ける通貨ペアが1:1でなければ預けられないので、BNB→BUSDにスワップすることで、BNBとBUSDの割合を1:1にします。

・PancakeSwapトップページの左上にある「トレード」→「スワップ」をクリック

①「BUSD」を選択

②保有しているBNBの半分−0.01BNBを入力

③「スワップ」をクリック

・「スワップの確定」をクリック

・Metamaskが確認してくるので、「確認」をクリック

以上でスワップ（交換）は完了です。続いてファーミングを行なっていきます。

2.BNBとBUSDをファーミング

BNBとBUSDをファーミング（預ける）します。この時LP（預かり証）がもらえるので、このLPをステーキングすることで利益とCAKEがもらえます。筆者はLPをもらったまま、預けることを知らなかったので3日間分損しました…

・PancakeSwapトップページ左上の「トレード」→「流動性」をクリック

・「流動性の追加」をクリック

・「BNB」と「BUSD」を選択し、「流動性の追加」をクリック

・BNBとBUSDが同じ価値になるよう数値を入力し、「供給」をクリック

・「サプライの確定」をクリック

・Metamaskが確認してくるので、「確認」をクリック

・PancakeSwapトップページ左上の「獲得」→「ファーム」をクリック

・「BUSD-BNB」をクリックし、「LPをステーキング」をクリック

①「最大」をクリック

②「確定」をクリック

・Metamaskが確認してくるので、「確認」をクリック

以上でファーミングも完了です。お疲れ様でした！

3.ファーミングで得たCAKEをステーキング

ファーミングを行うと預けた資産と預けた時間に応じてCAKEが分配されます。このCAKEをステーキングすることで、利益を最大化することができます。

先程のファーミングのページにいくと、このようにCAKE獲得欄が表示されています。この値は時間が経つにつれ増えてくるので、定期的に「収穫」をクリックしてCAKEをゲットしましょう！

・CAKEをゲットしたら、PancakeSwapトップページの左上「獲得」→「プール」をクリック

・CAKEをステーキング欄をクリックし、「有効にする」をクリック

・Metamaskが確認してくるので、「確認」をクリック

ステーキングには「フレキシブル」と「ロック」の2種類あり、フレキシブルはいつでもステーキングを解除できるが利率が低い、ロックは一定期間ステーキングした資金を動かせなくなるが利率が高いといった特徴があります。

自分の運用スタイルを考えて「フレキシブル」か「ロック」を選択してください。

・「ロック」を選択した場合、ロック期間を設定し「確定」をクリック

・Metamaskが確認してくるので、「確認」をクリック

以上でステーキングも完了です。あとは定期的にCAKEを回収してステーキングすれば、ほぼ自動的に資産が増えていってくれます♪

便利ツール

DeFiはとても流動的で資産の把握が難しいのでApeBoardというツールを使うと便利です。

このツールは接続しているウォレットの中身と運用しているDeFiプロジェクトを分けて表示してくれるため、資産管理にとても役立ちます。

四角の中にPancakeSwapで接続したウォレットアドレスを入力すると、無料で使えるので試しに是非使ってみてください。

PancakeSwap（パンケーキスワップ）の税金計算

PancakeSwap（パンケーキスワップ）の税金計算はどうなるのか気になっている人も多いと思います。
対応方法としては以下の4つがあります。

税理士に相談する
計算ツールを使う
自力で計算する
年末に全て売却する

詳しく解説します。

税理士に相談する

結論から言うと、間違いなく税理士さんに相談するのが一番オススメです。
DeFiの税金計算はとても複雑なので、自分で計算するとかなりの時間と労力が必要になります。
少しコストはかかりますが、ある程度の利益が出ている人は税理士さんに相談することをオススメします。

計算ツールを使う

どうしても自分でやりたい方はせめて計算ツールを使うことをオススメします。
こちらもDeFiの計算は有料プランを使う必要がありますが、ウォレットを接続するだけで自動で計算してくれます。
・クリプタクト

自力で計算する

自力での計算は正直オススメしません。
「DeFi　計算」で調べればわかると思いますが、記録しなければならない項目が多すぎて全てを間違いなく記録するのはとても難しいからです。

仮想通貨の税制について詳しく理解されている方は別ですが、自信のない方は税理士に相談or計算ツールを使った方が安全です。

年末に全て売却する

どうしても税金計算にお金をかけたくないという方は、年末に保有している全ての仮想通貨を売却することをオススメします。

売却で発生した現金−投資した金額＝利益となり、計算がとても簡単になります。

まとめ

本記事では「PancakeSwap（パンケーキスワップ）とは何か」、「PancakeSwap（パンケーキスワップ）の始め方」、「PancakeSwap（パンケーキスワップ）の税金計算」について解説させていただきました。最後にもう一度内容を確認しましょう。

◯PancakeSwap（パンケーキスワップ）とはDEX（分散型取引所）の一つで以下の特徴がある

ハッキングのリスクが低い
手数料が安い
日本語対応している
初心者にオススメ

◯PancakeSwap（パンケーキスワップ）の税金計算は4つの方法がある

税理士に相談する
計算ツールを使う
自力で計算する
年末に全て売却する

上記を理解してどんどんCAKEを焼いて、資産を増やしていきましょう！

まだ仮想通貨を持っていない方は、以下の記事で仮想通貨の購入方法を詳しく解説しているので参考にしてください！